首都高に今なお眠る!?6000万円の結婚指輪

ことの発端は、1997年までさかのぼります。

2013年に惜しまれつつ他界したホイットニー・ヒューストンと当時の夫、ボビー・ブラウンが来日した折、自身の東京公演で忙しかったホイットニーをよそに、六本木のクラブ(一説によるとガスパニック)で、ジャパニーズガール達と遊び倒していた夫のボビー。

そこに深夜、妻のホイットニーが迎えに来たわけですが、ホテルに戻るタクシーの車中で大喧嘩が始まったそうです。

ボビー・ブラウンといえば当時から遊び人として知られていて、日本でもエステのCMなんかに出たりして、当時はすごい人気でした。

かたやホイットニーはといえば、ボビーと結婚するまでは、ショービズ界に進出した後も家族に大切に守られてきた、スキャンダルとは無縁のお嬢様。

これまでも遊び人のボビーには彼女もさんざん手を焼いてきたんでしょうが、この日の喧嘩はとても激しく、激昂したボビーがホイットニーから贈られた結婚指輪(約6000万円)を、首都高を走るタクシーの窓からポイっと投げ捨ててしまいます。

ウワサによると、彼が指輪を投げ捨てたのは天現寺の辺りだったそうですが、その後、ホイットニーの命を受けた日本側のスタッフが懸命に探すも、現在までその指輪は見つからずじまい。

ボビーも後日テレビか何かで「拾った人は届けて欲しい」と呼びかけたそうですが、未だに行方が分からないという、都市伝説のような本当の話です。

あの辺りは首都高に沿って川も流れているので、もしかしたら川に落ちたのか、どこかのビルの隙間にあるのか、清掃車でゴミと一緒に持っていかれたのか、はたまた誰かが拾って行ったのか・・・。

あの辺りに行く用事があると、いまだに思い出す話です。