どうせやるなら楽しい仕事を選ぶ

人間の一日は24時間です。

会社勤めをしている人は、そのうちの8時間は会社で働いています。

中にはサービス残業でそれ以上の時間、頑張っている人も少なくありません。

8時間ということは、単純計算でも一日の3分の1の時間にあたり、これに残業時間や通勤時間を含めると、一日のほぼ半分を仕事に費やしています。

一人前の大人なら当然仕事をするわけですが、この半日分の時間が楽しいか辛いか?

これは自分の人生を左右する重要なテーマです。

普通は学校を卒業して、企業の面接を受けて、合格した会社に就職します。

ここに「その仕事が好きか嫌いか」が入り込む余地はほとんどありません。

最初は右も左も分からない社会人一年生ですから、それは当然のこととしても、もし3年間その仕事をやってみても尚、自分には向かない、面白くない、先の見通しも明るくなさそうだと感じるなら、この先もその仕事を続けていくのか、一度立ち止まって考えてみることです。

そしてもし他の分野に挑戦したいと思ったら、勇気を出してそちらに移動した方が良いかもしれません。

年を取れば取るほど、新しい環境に飛び込むのが難しくなります。

結婚し、子供が出来、家をローン買った。

こうなると「好き嫌い」など言っていられなくなります。

だからなるべく早い段階で、自分が楽しいと思える仕事を意識的に探すことが、充実した人生を生きるためには重要だと思います。

年齢を重ねても若々しく、今が一番楽しいと胸を張って答えるような人は例外なく自分の仕事が好きで、仕事が楽しい人ばかりです。