ロボアドバイザーに投資をまかせる時代が来る?

私がやっている「うねり取り」は超アナログな投資法です。

この時代、チャートはネットでいくらでも出て来ますが、それを一つ一つ手作業で書いています。

何でそんなメンドウな事をするかというと、続けていれば、儲かりそうな実感があるからです。

しかし最近知りましたが、時代はもうロボット(人工知能)に投資活動を任せるところまで来たようですね。

スマホから投資方針に関する簡単な質問に答えるだけで、あとは人口知能が世界中の投資先から利用者の好みに合わせたポートフォリオを組み、運用してくれるのだそうです。

何という便利さ!

今、サービスが解禁されているのは主に3つのロボアドバイザーです。

WeathNavi(ウェルスナビ)
最低預入金額が100万円からということで、他の2つより少し敷居が高いです。

年間の想定利益は、およそ5%前後ということなので、100万円の運用で1年間に5万円くらいの利益が見込めるようです。

THEO(テオ)
最低預入金額が10万円、ウェスルナビの10分の1から始められるため、今のところ、ロボアドバイザーの中では一番人気が高いようです。

こちらも大体、年間想定利益は5%くらいのようで、10万円なら1年間に5千円くらいの利益想定のようです。

楽ラップ
こちらも最低預入金額が10万円、その名の通り、楽天証券が運営しているサービスで、上記2つは運用先を海外市場としているのに対し、楽ラップは国内株式も運用対象としている点が特徴です。

これも大体、年間想定利益は5%くらいのようです。

これら3つのロボアドバイザーは、運用手数料も似たり寄ったり、想定利益率も似たり寄ったりで、最低預入金額が違う他は、あまり相違点が分かりませんでした。

ただ基本的に「何もしなくて良い、勝手にお金を増やしてくれる」というのは非常に楽なので、これからどんどんメジャーになっていく予感がします。
(とはいえもちろん元金がマイナスになる可能性もあります。)

私が調べた感じでは、WeathNavi(ウェルスナビ)やTHEO(テオ)のような海外市場が投資先のロボアドバイザーの場合、問題は為替かなと思います。

年間5%前後の利益では、為替の動き次第で利益が吹っ飛ぶ可能性も大いにあるはずです。

なのでもしロボアドバイザーを利用するなら、多分タイミングとしては、ドル円が100円を切るくらいの円高の時でないと、あまりうま味が無いような気がします。

実際、今のような円安のタイミングでは、円建てで見るとマイナスになっている方が多いようです。

普段の生活で使う通貨が円である以上は、為替の動向を見ながら投資タイミングを決めたいです。

とすると、こんな円安の時期にやる気にはなれません。

更にもしうねり取りであれば、年間想定利益は5%ということは、あまりありません。

私のような未熟物でも、1年単位の利益で言えば、最低でも10%は取れているので、私の場合はあまりロボアドバイザーに頼む理由が見当たりません。

ただうねり取りでは、一連の売買が終わったら、しばらく資金を休ませる時期(次の売買タイミングを見計らう期間)もあるので、その時期に少しロボアドバイザーを体験してみても良いかもしれません。