ビットコインを高値で売って安値で買い戻して枚数を増やす、これは結構難しい

ビットコインをしばらく持ってみると、誰でもそのうち考えるのが

「これだけ値段の上下が激しいのなら、高値で買って安値で買い戻せるのでは?
そうすれば、コインの保有枚数を増やせるぞ!」

です。

確かに間違いではないです。

相場の読みが上手な人なら可能でしょう。

でも私のようなシロートがこれをやると、俗に言う「往復ビンタ」を食らう可能性が高いのです。

「往復ビンタ」とは、下がり始めてから慌てて売って、売れたと思ったら上がり始める事を言い、そうなると「安く売って高く買い戻す」ハメになり、増やそうと思ったはずのコインを減らしてしまいます。

もちろん10回やってみて、10回失敗ということは少なく、半々くらいで読みが当たる感じはありますが、しばらくやってみた結果、私はあんまり上手く出来ませんでした。

仮装通貨のチャートは株のチャートと似たところもありますが、株なら2~3ヶ月くらいの変動サイクルが1時間のあいだに起こる事も珍しくなく、はっきりいって疲れました。

高値で売って安値で買い戻す事の目的は、なるべく少ない投資金額でコインの枚数を増やす事です。

だったらやっぱりマイニングは手堅い手段に思えます。

チャートに張り付いて細かく予想したところで、外れれば損をするし、当たっていてもその後読みを一度でも外せば、それまで利益がおじゃんになる事もあります。

何よりチャートを見ている時間がもったいないと感じてしまいました。

それだったら多少時間がかかりますが、マイニングの方が損をする事はなく、コツコツとコインを貯められるので、結果的に大きく得をすると思っています。

マイニングにも以下のようなリスクはあります。

・マイニング会社の破綻
・採掘難易度の上昇による報酬の減少

特に怖いのはマイニング会社の破綻ですが、これは少なくとも3年以上運営が続いている、それなりに評判の良い会社を選ぶことで、ある程度リスクを軽減できます。

この点でやはり現時点で私がおすすめ出来るのは

・ジェネシスマイニング
・ハッシュフレア

この2社くらいしかありません。

また難易度の上昇ですが、これは直近では2017年12月6日に起こっており、ハッシュフレアの採掘では12月6日から15%くらい、毎日の報酬額が減少しています。

報酬額の減少とは、受け取れるBTCの額が減少しているという意味で、BTCの価格自体は上がり続けていますので、円やUSドルで換算すると、それでも以前(8月時点)より増えています。

幸いそれでも私の場合は、難易度の上昇分を折り込んでも今月中には投資分を回収出来そうな見込みですが、これ(難易度の上昇によるBTC報酬の減少)は今後も段階的に起こることなので、やはり始めるなら早い方が良い気がします。

ハッシュフレアは9月に生涯契約が一年契約に変更されるという、ガッカリなお知らせがあったわけですが、Facebookを見る限り、その後も新規契約者は増え続けているようです。

普通に計算すれば、現時点なら例え一年契約でも恐らく利益は見込めると思います。

先週BTCは一度240万円まで行って、その後140万円くらいまで落ちましたが、ここからもしまた200万円越えを目指すのであれば、BTCマイニングは来年も有望と感じています。

ただ他のコイン(イーサ、ZECなど)では分かりません(ハッシュフレアの改悪時に一年では到底元が取れない!と言う訴えの書き込みをたくさん見ました)。

Webbotの予測では、BTCの200万円越えは2018年秋ごろの筈でしたが、これを2017年中に達成してしまった今、来年は果たしてどこまで行くのか、チビチビと毎日コインを掘りながら、楽しみに見守っています。