ハッシュフレアでビットコインマイニング、上手くいくかと思ったらまさかの・・・!

ついにビットコインが、1BTC=50万円を突破しました。

つい一か月前、8月初旬は30万円くらいだったので、怒涛の高騰っぷりで、いつ相場が崩れるのか、それとも崩れないでもっと上がるのか、丸っきり見当がつきません。

ビットコインは取引所でポチッとすればいつでも買えますが、いつが買い時なのか?

誰しも損はしたくないので悩みます。

それならビットコインを「買う」のではなく、掘ってみるのはどうかと思い、マイニングをしています。

といっても個人で機器を揃えてやるのは、日本では電気代が高い事もあり、非現実的です。

そこでクラウドマイニング、要は人々が少額を出し合って、皆でマイニングをして、利益を分け合う、そんなサービスが出来ています。

クラウドマイニングにはいくつか有名な会社があり、その一つがハッシュフレアです。

IT先進国を目指して、自国で暗号通貨を発行する計画があるエストニアの会社で、1ヵ月ほどマイニングしています。

参加方法は簡単で、最初に登録をして、予算に合わせてハッシュパワー(採掘パワー)を買って、後は分け前が来るのを待つ、というそれだけです。

で、このハッシュパワーの稼ぐ力(採掘効率)は今だと、大体1TH(現在のレートで240USドル)買うと、1日1USドル(約130円)くらいが分け前としてもらえています。

ここから30%くらい、電気代とメンテナンス料がひかれるので、大体利益は1日100円くらいになっています。

なので単純計算では、1THが30,000円として、300日で元が取れる計算。

あとの60日分が儲けというか利益。

・・・という計算になりますが、これはビットコインの相場が大きく崩れない場合の想定利益である点は、注意が必要です。

ハッシュフレアの毎日の分け前は、BTC建てで支払われますので、もしビットコインの価格がもっと上がっていけば、毎日の分け前も(各国通貨に換算すると)上がっていく仕組みで、逆もまたしかりです。

ここは閲覧数の超少ない弱小ブログなので、ズバリ書いてしまいますが、このハッシュフレアの想定利益がですね、良過ぎなんです。

もし本当にこの状況で推移した場合、年間利益率で言うと、250%くらいになるんです。

250%という事は、100万円の投資額が、一年後には250万円になるということ。

しかもハッシュフレアで一度購入したハッシュパワーは、ずっと使えるというんです。

一度1TH分を買ったら、ずっと毎日100円もらえる、ビットコインの採掘で儲からなくなるまで、ずっとずっと分け前が入ってくる、そういう契約になっていました。

ということはもし100万円をハッシュフレアに投資して、ビットコインが大きく値崩れしなければ、毎年250万円分のビットコインが入ってくる、そういう事になります。

そんなウマイ話あるかいな、と誰もが思うでしょう。

そしてハイ、そんなうまい話はなかったのです(笑)。

2017年9月1日に、ハッシュフレアからアナウンスがありました。

「やっぱり契約はずっとじゃなくて、1年契約に変更します」と。

なので今、ハッシュフレアに投資した人たちは世界中で大騒ぎです。

年利250%だったんですから、数百万円単位で投資していた人もたくさんいたでしょう。

1,000万円分買ったら、翌年から年収2,500万円のはずだったのです、ビットコインの採掘が儲からなくなるまではずっと。

それが昨日から突然、やっぱり1年で契約終了にするよ、となりました。

当然私もです(笑)。

ただまあ、Lifetime Contract(終身契約)といっても、ホントに一生涯のはずはなく、まあ2~3年回せれば良いかなと思っていました。

何しろ現状ではあまりにも利益あり過ぎですから、何らかのサービス改定は想定内でした。

が、すでに成立していた契約が変更されるのは想定外(1年で終わるとは・・・)。

昨日は正直ちょっと落ち込みました。

まあやっぱりそうそうウマい話が続くわけがない。

とはいえこのままビットコイン価格が大崩れしなければ、もしくは更に上がって行けば、投資金額はあと4ヶ月くらいで回収見込みで、ハッシュフレアの投資についてはプラス収支になるかと思います。

これからは以前より割高にはなるでしょうが、現段階でビットコインの採掘権が小額から手に入るのは、有名どころではハッシュフレアくらいで、今も新規契約は可能です。

今後の年利はおよそ130%くらいになるかと思います。

年利130%と聞くと、今までが良過ぎたせいでショボい印象を受けますが、それでも他ではなかなか見つからないほどの高利率です。

さらに2018年10月からは、このマイニング事業に、ロシアが国家ぐるみで参入するというニュースも出ています。

なので今回のハッシュフレアの強引な契約変更は、来年からのロシアの本格参入も見越した判断ではないかと個人的には思っているのですが。

いかにハッシュフレアが世界規模のマイニング会社といっても、来年からロシアに本気でかかって来られたら、利益減少はやむを得ないと思います。

そうなったらもうさすがに(お得すぎる)終身契約は無理なんだろうと私は解釈しています。

逆に言えば、つまりマイニングは電気代や設備投資の資金等、諸条件が揃えられるならば、一つの国が本気で攻めて来るほど儲かるんでしょう。

実際古くからのハッシュフレアユーザーはかなりの恩恵を受けてきたわけですし。

もちろん今回の件のようにリスクはあります。

・ビットコイン価格の変動(下がれば利益率も下がる)
・採掘難易度の上昇(毎日の分け前が減るかもしれない)
・会社の閉鎖(一番怖いのはこれですが、採掘が儲かるうちは無いとみています)

しかし今後も年利が130%前後見込めるならば、もし毎日のBTCの分け前が減ったとしても、そのぶんビットコイン価格が上昇している可能性も高いので、BTCでの受け取り額が減ったとしても、各国通貨で換算すれば利益自体はあまり減らないかもしれません。

先は読めないので大きく張る気はありませんし、契約内容の変更は残念ですが、投資の選択肢としては、今後も検討出来るかなと思っています。