収入を「消費」にばかり回していると貧乏になる

あなたには今、毎月決まった額の収入がありますか?

それを何に使っていますか?

ほとんどの人は生活をするために働き、収入を得ていますよね。

毎月の支出を振り返ってみると、生活にかかるお金、例えばアパートの家賃、食費、光熱費、日用品やスマホの支払い、こういうのは大体全て「消費」にあたる支出になります。

上に上げた項目はどれも生活に必要ですから良いとして、問題はそのほかに何に使っているか?ということです。

将来的にお金に余裕が出来るか、それとも苦しいままか、それを左右するのが「残りのお金の使い道」です。

よくお金持ちはケチだと言われますが、彼らはお金を使うとき、常に「自分が払う以上の価値があるか?」を考えていて、価値があると思うことにだけお金を使うため、傍からはケチに見える面があるということです。

あなたはどうでしょうか?

普段からそういう視点でお金の支払いを考えているでしょうか?

自分がお金を支払う上で「自分が払う以上の価値がある」と感じるということは、それはただの消費というより、投資に近いお金の使い方になります。

つまりお金持ちは日常の些細な支出においても、常に投資になるかどうかを意識して、お金を使っているということです。

これは彼らにとって、もはやクセ、習慣のようなもので、普段からお金を払う時には自然と投資か否かを判断しています。

ただそれだけのことでも常に意識している人と、全く意識していない人とでは、5年10年と積み重なっていくにつれ、大きな違いが生まれてくるのではないでしょうか。

お金持ちの行動を見ていると、彼らはまずコンビニには行きません。

コンビニというのは、いつでも空いていて、欲しいときに欲しいものを買える代わりに、ほぼ定価に近い金額で物が売られています。

そのほとんどはスーパーで買えば、2~3割安い値段で全く同じものが手に入ります。

だったら明日スーパーが空いたらそのとき買おう、急に必要になるようなものなら、あらかじめストックしておこう。

お金に関心のある人はこういう発想をするのです。

また上記のような発想と行動を取る人は、現時点でお金持ちではなくとも、何年かするとお金まわりが良くなる人がとても多いのです。

実際、買い物前に物の価値を真剣にはかるようになると、無駄遣いも減ってきますよ。